機能的なBCPを策定するためには

いよいよ明日4月1日より、介護事業所のBCP策定が義務化されます。ということは、本日3月31日までにBCP策定が完成していなければならないということです。弊社もBCP策定支援をご依頼いただいたお客様に対して、本日までに全て納品が完了しました。今回の業務において、お客様との協議を通じて感じたことは、BCPというものが正しい認識を持たれていないということでした。BCPは、日本語で訳すと事業継続計画書ですので、災害や感染症などの様々な有事が発生しても、事業所が定める目標復旧日数に向けて重要業務(サービス)を再開させるためのものです。そして、この計画書は、PDCAで回し、毎年BCPが更新できるものにしなければなりません。その機能的なBCPを策定するためには、資料を作成を通じて、事業所の脆弱な部分を洗い出し、その脆弱性をどのように改善していくか具体的にスケジュールにしていくことではないでしょうか。策定されたBCPが、具体的な課題が見えてこないようであれば、PDCAで回すことはできません。今後は、研修や訓練の実施も義務化されていくことを考えますと、そのBCPの内容がとても重要になると感じます。弊社もBCP策定支援に関して、もっとブラッシュアップし、ご依頼いただいたお客様に、より喜んでいただけるものにして参ります。
今回ご依頼いただきました、お客様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

レジリエンス認証事業者 株式会社 謙信
BCAO認定事業継続准主任管理士 卯野 陽平